地肌が露見した箇所を再生させる「補植プロジェクト」。第一弾は本日6月6日(火)15時から、芝生の苗を作る作業を行いました。今日も在校生、未就学児、保護者の方々、用務員の皆さんと、20人超の方々にお集まりいただき、大変楽しい作業となりました。それでは見ていきましょう。
① 床土を作る
砂と黒土を1:1の割合で混ぜます。ネコ(一輪車)の上で混ぜるので、こぼさないように注意して、手で混ぜ合わせます。用務員さんが、スコップで大きくかき混ぜてくださいました。ここで出来た土を床土(とこつち)と呼びます。床土を育苗ポット(いくびょうポット)に、ふんわり敷き詰めます。
指で穴を開けている場所に、芝生の苗を入れます。この育苗ポットを30枚作ります。
② 芝生の切り分け
昨日、鳥取から芝生が2㎡分届き、まずは旅の疲れを癒すように、しっかり水を含ませておきます。朝芝刈りに来てくれた未就学のお子さんが、しっかり水まきをしてくれました。
この芝を、役2cm角に切り分けます。何度も刃を入れると、芝が崩れるので、カッターやナイフでスパッと切っていきます。
③ 小苗を植込み
先ほどの床土(①)に、小苗(②)を植込みます。芝が床土にしっかり定着するように、深めにグッと押し込みます。その後、再度床土をかぶせ、小苗の葉が少し見える位まで覆い被せます。
③ 水まき+床土の覆土
出来上がった育苗ポットを、職員室前の土間に移し、水まきをします。水が下から抜けるまで、しっかり水をまきます。水をまいて、落ち窪んだ箇所があれば、再度覆土して、しっかり床土をかぶせて終了です。
これで、芝苗作りは終了です。これから朝と昼に、しっかり水まきを行い、約1ヶ月ほど、植え込んだ芝苗がしっかり成長するまで、このポットで育てます。1パレットに25苗、これが30パレットですので、700超の苗ができる訳です!素晴らしいですね。
この苗は、夏休みに入ってすぐ、校庭の地面が露見した箇所に、地面をスポット的に掘り、植込みます。700超の穴を掘り、苗を埋める。。。今から考えるだけで、楽しくなります(笑)。日程が確定し次第、また多くの方々に、ご参加いただければと思います。最初の日曜日の予定です!
④ おまけ
それとは別に、用意した芝が余りましたので、地肌どころか、床土までえぐれてしまった、バスケットゴール下に芝を移植しました。皆でしっかり踏み込み、こちらも再生につながることと思います。
楽しい時間は15時スタートで17時には完了!あっという間の2時間でした。大人も子供も関係なく、みなさん自分のできることを見つけ、考え、率先して動いてくださるので、全く無駄がありません。
本当に素晴らしいチームで嬉しくなってしまいます。本当にありがとうございました!
以上、レポートでした。