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冬芝の成長と運動会

9月30日の種まきから、ほぼ1ヶ月が経過しました。

秋休み/スポーツフェス/なかよし園の運動会、そして小学校運動会の練習と、校庭での活動が活発になる一方で、いきなり真冬並みの寒さに震えたかと思えば、カンカンの夏日など、天候的にも過酷な条件が重なり、想像していたような全体的にフッサフサにはなりませんでしたが、ほどよい感じに仕上がったように思います。

運動会前最後の芝生整備

遅くまでがんばりました

 

今年は何の制限もかけずに冬芝を育て、どんな状況になるかを試していたこともあり、いろいろな発見がありました。前述の今年特有の話の他にも、以下がポイントのように思います。


1)芝に初めてかかったストレスの影響

 鳥取で伸び伸び2〜3年かけて育った芝は、踏まれること自体が初めての経験であり、また温暖な場所から寒暖の激しい場所への移動もあって、とてもストレスを感じているそうです。でもこのストレスは極めて重要で、これに耐えるように芝生は進化するそうで、およそ10年ほど時間をかけ、その場所に適した芝になるそうです。その第一歩として、必死にがんばっている芝を応援したいですね。


2)冬芝種まき後のスケジュール

 種まきを行った後、1週間は芝を定着させる意味で、子どもたちに出来るだけ踏んでもらいました。この結果、夏芝層の下の用土から、ヒョロヒョロでしたがしっかり発芽が確認されました。しかし発芽後、1週間〜2週間の天候不良と、踏圧(踏んで擦り切れるような状態)により、特に中央の芝が顕著に削れたように思います。

 来年はこのタイミングを、できれば秋休みなどに合わせ、校庭開放も含めてお休みにし、冬芝に時間を与えてはどうかと思います。一旦ある程度育てば、逆に踏み込んだ方が良いでしょう。ここは色々と臨機応変に試して行きたいと思います。

 

そしていよいよ運動会が、10月29日 秋晴れのもと盛大に行われました。昨年までの光景と打って変わって、テントがなく、砂埃もなく、もちろん芝生があって。。子供と保護者の垣根もなく、同じ学校かと見間違うような運動会の風景でした。前任の加納校長先生からも、大絶賛をいただきました!



素晴らしい運動会にしていただいた先生方、PTAの皆さん、管楽器クラブ前田さんはじめ、学校を支えてくださる多くの有志の方々、そしてシバッカリィーズの活動に参加してくれた多くの皆様へ、感謝の気持ちでいっぱいです。冬芝は、まだまだ成長時期にあります。がんばってくれた芝生に、再度冬芝の種まきやエアレーションなどの作業を行い、1月には休眠する芝生を、年末に向け、しっかりケアしたいと思います。







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